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[ロックの殿堂について]

 

”ロックの殿堂とは?”

 ロック・ミュージックの進化と発展に大きく貢献した人物を選出し、殿堂入りを認定することで永くその栄誉を讃えることを目的として、音楽業界の主要メンバーにより1983年にロックンロール・ホール・オブ・フェイム財団が創設された。財団の創設を受けて、1986年から殿堂入りリストの発表が開始される。

 殿堂入りの対象となる人物は、演奏者 (Performers)、非演奏者 (Non-performers)、初期のロックに影響を与えた個人 (Early-influences)、レコーディングやコンサートの裏方的な立場で貢献してきたサイド・メン (Sidemen/2000年より殿堂入りがスタート) の各部門ごとに、年度別に選出される。選考の基準となる条件は部門ごとに異なるが、例えばパフォーマーの選出においては、最初のレコードのリリースから25年を経過していることが殿堂入りのための形式上の要件となる。

 また、恒例の行事として、殿堂入りリストの発表から数カ月後には、新たに殿堂入りした人物を讃えるためのセレモニーが開催される。セレモニーの中では、選出されたミュージシャンによるライブ・パフォーマンスの披露が通 例であり、豪華なゲスト陣を交えたビッグ・アーティストによる即興的なステージは、年に1回のロック・ミュージック業界における記念碑的なイベントとして関係者やファンの熱い注目を集めている。

 

”殿堂入りメンバーのリスト”

 SWING ARTでは、殿堂入りの発表がスタートした1986年から2005年までの殿堂入りメンバーの中で、パフォーマー部門のリストを8ページに分けて掲載している。(殿堂入りリストのページへ)

 殿堂入りしたメンバーの顔ぶれを見ると、財団設立時の趣旨に沿って、ロック・ミュージックへの貢献度が高いと想像される大物アーティストが順当に選ばれているため、意外な印象を受ける選考例は少ない。一方で、1987年に選出されたビッグ・ジョー・ターナーやジャッキー・ウィルソンのように日本のロック・ファンの間では認知度があまり高いとは言えないミュージシャンが選ばれるなど、米国と日本のロック・ファンの感覚の相違を浮かび上がらせているかのような一面 も感じられる。

 個別の殿堂入りメンバーの中では、ヤードバーズ (1992年)、クリーム (1993年) の一員としての選出にあわせて、2000年にはソロ・アーティストとしての殿堂入りを果 たしたエリック・クラプトンに注目したい。通算3回の殿堂入りは、長いキャリアをとおして、つねにロック・シーンの第一線で活躍を続けていなければ達成できない快挙であり、クラプトンのたゆまぬ 努力と尽きることのない向上心には素直な敬意を表したい。

 なお、以下のドメインでロックンロール・ホール・オブ・フェイムのウェブサイトを訪れることにより、ロックの殿堂に関するさらに詳しい情報を得ることができる。ご興味のある方にはアクセスをお薦めしたい。

 http://www.rockhall.com

 

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